久しぶりにカードリーディングです。
今回、珍しいカードの組み合わせで、言語化するのにちょっと時間がかかりました。
108「空(くう)」はギャラクティック・ルーツカードでは一番最後のカード、魂の成長段階の最終を示したカードです。そして1「叡智を超えた存在」は、一番最初、始まりのカードです。
どなたもが、1周が終わって新たなサイクルに入る、そんなタイミングなのかもしれません。かといって、進化?アセンション?そういった類のことなのかはわかりません。次元シフトって常に行われている気がします。
そもそも私は、アセンションや次元上昇という言葉が好きではありません。なぜならその言葉自体にジャッジメントが入るからです。
成長や進化、進歩という言葉も同じですが、アセンションという言葉自体に(したほうがいい、そうすべき)という意味づけを感じてしまうのです。
アセンションするために、次元上昇する方法などの言葉を見るたびに、なぜしていないと決めつけるのだろうかと思ってしまうのです。
私の感覚では、次元上昇しているか?より、
「いま、穏やかに、幸せに、充実感を伴い、その状態に納得して生きているか」
のほうが大事です。
そして、その穏やかな状態で日々過ごせるのならば、アセンションしてると思ってよいのでは?なんて思うんですよね。
しかし、やはり108から1の流れは「一区切り」。
シフトチェンジの時期ですよ、と教えてくれているように感じます。
さて、そんなシフトチェンジの時期に、何を意識するのかと言うと、83「共通の場」です。
これは2つの全く違う概念に橋を渡し、新しい概念を創造することを意味しています。異なる考え、価値観、立場、それらに共通言語を見出し、それぞれが納得する新しいあり方を模索する必要があります。
これは、旧世界の「誰かが得をすると、誰かが損をする」という”奪い合う”価値観のままでは難しい話し合いなのです。
旧世界では、愛や、幸せや、豊かさは”誰かが許可し、与えてくれるもの”でした。
それはすなわち、私たちの中には、愛や、幸せや、豊かさはなく、どこか権威者のところにあるという概念です。つねに私たちは奪われ、与えられるのを待つ存在でした。
ですので、愛や豊かさを求めるならば、権威を持つか、権威者を倒しそのポジションにつくか、ということが必要でした。そのために争いが生まれました。奴隷や子どもの価値観です。
この奪い合い、戦い、勝ち取る価値観、世界観のまま進む人も居てよいのですが、そろそろ、この世界観に違和感を持つ方々が増えてきています。
新しい価値観、世界観は、私たちの内側に、愛や、幸せや、豊かさの泉があり、つねに溢れている、という価値観、世界観です。
補い合い、助け合うことで、豊かさを増やしていき、幸せを循環していける考え方、ひとりひとりが大人として自律した価値観です。
そのためには、あなたの中の「欠乏」と「分離」に基づいた概念を見直し、統合し、新たな概念を作り上げる、ということが必要となってきます。
おかしいな、幸せじゃないな、充実感がないな、と感じているならば、それは恩寵です。その感じは、本来のあなたの魂と違うよと、告げてきているのです。
あなたの、本来の魂を取り戻す時期が近づいてきたよと、教えてくれているのです。
あなたの内なる「オリオンの光」に気がつく時が来たと。