8月からこのかた、リーディングやヒーリングという現象に対して、自分のスタンスがよくわからなくなっていました。
そして、不思議な体験もたくさんしました。
珍しく、セッションを受けまくった日々でもありました。
信じざるを得ない、そんな状況を目の当たりにしてもなお、頑なであり続ける自分の顕在意識と、どうも上手に折り合いがつけられない。
そんな数か月間でありました。
私は明日から、10日間のヴィッパッサナー瞑想に参加してきます。
すごいんですよ。
10日の間、誰とも会話しない、目も合わせてはいけない。
ボディランゲージもダメ、携帯はもちろん、本も雑誌も音楽も歌もダメ。
今もまだ、顕在意識が行くなと鐘を鳴らして警告しています。
でも行くんです…。
10日間、朝4時に起きて1日10時間の瞑想。
食べてるか、トイレか、瞑想か、って感じです。
食事も、朝とお昼の菜食のみ、夕方はフルーツとお茶が頂けるそうです。
山の中で、30名ほどの人々とひたすら瞑想をする。
怖いけど、とても安堵している自分もいます。
やっとか、やっとここまで来たか。
意味は分かりませんが、そんな風に感じる自分もいます。
今日は、リーディングのためにカードを引きましたが、どう考えても、これは私のためのカードに見えますが、私たちは無意識の底の方で、集団意識を共有していますので、このカードのメッセージが必要な方が、きっといらっしゃるのでしょう。
今日のカードはこちら
「シャーマンの旅」
シャーマンというと、どんな人物を想像しますか?
トランス状態となって精霊の言葉を降ろしたり、死者と交信したり?
日本にも昔は、卑弥呼やアマテラスという巫女が居たり
イタコやユタを想像する方もいらっしゃるかもしれませんね。
私の想像するシャーマンは、ネイティブアメリカンのメディスン・メンですかね。遠い憧れのような存在です。
ある方に教えて頂いた本には、身体に不具合が出たある方の治療を行う
メディスン・メンの様子が描写されていました。
それは儀式の中で、深い深層意識に潜り
患者のパワー・アニマルを呼び戻す様子が描かれていました
(パワーアニマルというのは、私たちを守ってくれている動物の精霊のことです。パワーアニマルと、はぐれてしまうと、本人の不調として現れたりするようです)。
ほうほう、と読み進みましたが、実は、私たちが霊的な成長を遂げようとするときに、これにとても似たことをやっていることがあるのです。
深層意識に潜り、自らの闇を見つめ、統合と変容へと向かう時、それは、シャーマンの旅によく似た工程を経ています。
暗がりを手探りで進み、見たくない部分を凝視して白日の下に晒す。それは、光によって浄化され、再び戻っていく。
私たちは今、分離と二極性の物語から脱し、統合とワンネスの世界を目指そうとしています。
スピリチュアルな人々は時に「目覚め」という言葉を用いますが、私たちは、幻想の物語にいることを自覚し
本当の世界に気がつく必要があるのです。
「本当の世界」こう聞いたときにどんな世界が思い浮かびましたか?
それすらも、あなたの思い込み(ビリーフ)なのです。
リアルは、いつも「いまここ」にしかありません。
幻想を離れ、自分の感覚を研ぎ澄ませましょう。